豊胸のようにデリケートで重大な治療では、美容外科のドクターとユーザーとの間に鉄壁の信頼関係が無ければならないことは、誰もが知るところでしょう。現に日本の美容外科ではどこへ行っても必ず事前の入念な身体測定、体質チェック、徹底したカウンセリングとインフォームドコンセントが実施されます。いきなり「こういうバストにして」と言われてそのまま治療を始めてしまうようなクリニックは、日本にはまず無いと言ってよいでしょう。
ユーザーの側も、そうしたクリニック側の姿勢を好意的に受け入れる土壌が日本にはあります。少なくとも医療行為において、日本のユーザーは百人のうち百人が「安全側」を選択するはずです。もちろん豊胸についても、日本のユーザーは仕上がりの美しさと同時に完璧な安全性を欲しているわけです。海外のユーザーについてはその辺の意識が、どうも希薄な気がするのですね。
日本人の骨格・プロポーションも、昔に比べ格段に向上しました。豊胸においても、比較的バランスが取りやすくなっているいるのも事実です。だからこそ、事前カウンセリングにおいて徹底的な体格分析と体質診断を行った上で、より完璧に近い理想のプロポーションをシミュレートし、そこから豊胸のプランを立てていかなくてはなりません。せっかく治療を受けるのですから、必ず満足の得られる結果を出したいものです。
そういった意味でも、日本の美容外科ドクターの備えている「完璧へのこだわり」は充分あてにしてよいと思います。豊胸においても、本当に入念な事前相談が行われます。これはインプラントの外科手術であっても、注射で行われるプチ整形であっても、変わることなく必ず行われる「お約束」なのです。プチ整形の場合、いつでも簡単に修正可能なものであるにもかかわらず、むしろだからこそ、精密なカウンセリングが求められるのです。
豊胸でも、二重瞼でも、どのような治療でも、結果がすべての美容外科ではユーザーも重大決心を強いられるわけです。だからこそドクターとユーザーの間には、緊密な信頼関係が構築される必要があるのです。そして、我が国の美容外科クリニックでは、必ずこの信頼関係が構築されなければ、治療に踏み切ることはありえないのです。